「実践コンクール」入賞事例の成果を紹介
現在、理科教育の振興、科学技術のレベル向上をうたい、数々の策がうたれている。この企画はその時流の中で、「本質的な科学教育は従来ほとんど考えられていなかったが、実は幼児期こそ大切。科学する心を育てなければしっかりした科学者は育たない! その視点を提示する」先駆的アプローチである。
第1部では著者3人がわかりやすく座談会で語り、第2部では、ノーベル賞受賞者らに依頼した、「科学する心」への世界的なメッセージを収録し、第3部では、ソニー幼児教育支援プログラムで受賞した日本全国の幼稚園・保育園のビジョンと実践事例を具体的に紹介する。
日本の未来を明るくする幼児教育の方向を提示し、今、何をすべきかを明確に提案する必読の書である。