注目園の保育実践例を「見る」「読む」
お茶大こども園の現場の保育者が自分で撮った写真(計約400点)とエピソードで日々の保育をレポートしています。0歳児から5歳児クラスの子どもの思い・成長、保育者の子どもへの思い、かかわりなどが伝わってくる1冊。
四季ごとの自然との触れ合い、日常の遊び、保育環境の設定、行事の進め方などまねしたくなる実践例が盛りだくさんです。
ぜひ、お茶大こども園の子ども、保育者の様子を「見て」「読んで」いただきたいです。
監修の宮里暁美先生(お茶大こども園前園長、現運営アドバイザー)からのメッセージをご紹介します。
「保育する日々の中に大事な意味があります。それを、保育する自分自身が自覚すること。それにより、保育は、さらに輝きを増していきます。子どもたちと保育者たちの声がたくさん聞こえてくるように思うこの本が、そのような動きのきっかけになることを願ってやみません」(本書「はじめに」より)
巻末の宮里先生と西隆太朗先生(お茶の水女子大学教授)の対談「子どもの姿に気づき合えると保育はもっとおもしろい!」は、おふたりの保育についての思いがあふれていて、見逃せません。
【編集者からのおすすめ情報】
本書の中で、西隆太朗先生が次のようにおっしゃっています。
「この本の全体から、お茶大こども園がどんな場所なのか、それからそ
の楽しい雰囲気が伝わってくるようです。私は読んでみて、こども園では
特に、子どもたちの『発見』を大事にしているんだなと改めて感じました。
子どもたちはいつも何かを発見しているし、新鮮な感動を分かち合ってく
れます。0歳児から5歳児クラスまで、その春夏秋冬を通して、先生方が
日々子どもたちの発見を大事にして、心に留めてきた――その積み重ねが、この本なんですね」(巻末の宮里先生との対談より)
子どもたちのどんな「発見」があったのか、それを目の当たりにした保育者の感動とあわせてぜひご一読ください。