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――「神の原理」はいかに解明されてきたか
ダ・ヴィンチの謎 ニュートンの奇跡
ダヴィンチノナゾニュートンノキセキ
著者名 三田誠広

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ISBNコード 9784396110628
判型/頁 新書判/216頁
価格 825円(税込)
発売日 2007/02/26

聖書の世界観、黄金比、そして万有引力の法則……
神が創った美しい世界の「認識(グノーシス)に挑んだ2000年のドラマ!

宗教と科学の歴史が、この一冊でわかる!
●「数の神秘」に神を見たピタゴラス
●イエスとはいかなる人物だったのか
●カトリックと科学は一つのものだった
●神の存在を証明する「黄金比」
●カトリックの抑圧と「認識(グノーシス)」への渇望
●ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」の謎
●「最後の晩餐」の真実の姿
●ダ・ヴィンチ、ガリレイ、ニュートンをつなぐ時計
●『ダ・ヴィンチ・コード』の誤り
●ローマ法王も認めざるをえなかった「万有引力の法則」
●「死海文書」で何が明らかになったか

■宗教と科学、神と人間の壮大な歴史
宗教と科学は対立する概念のように思われるが、カトリックにおいては「神」と「原理」は一つのものだった。中世という暗黒の時代の後に、「神の原理」の解明に挑んできた、ダ・ヴィンチ、ニュートンをはじめとする多くの天才たち。彼らは神が伏せたトランプを一枚、一枚めくることによって、神の領域を認識(グノーシス)しようと試みてきたのだ。「ピタゴラスの定理」、「黄金比」に神の神秘を感じ、「地動説」から「万有引力の法則」で宇宙を動かす法則を解明する。しかし、なぜビッグ・バンは起こったのかという「神の最初の一突き」については、いまだ解明されていない。現代にも続く、神と対峙(たいじ)する人間のドラマには、心をふるわせる感動がある。