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その七つの謎
世界金融経済の「支配者」
セカイキンユウケイザイノシハイシャ
著者名 東谷 暁
在庫なし

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ISBNコード 9784396110666
判型/頁 新書判/240頁
価格 825円(税込)
発売日 2007/04/19

日本経済の支配者は、誰か?
相次ぐM&A。その裏で大儲けする投資銀行とファンドマネー……
「三角合併」解禁で、日本はますます世界からむしられる!

<世界金融経済の「七つの謎」を解く>
1,M&Aは、世界経済を効率的に改造するか
2,世界金融を支配しているのは、本当にユダヤ人か
3,中央銀行という「世にも不思議な物語」
4,グリーンスパン前FRB議長は、「神さま」だったのか
5,アングロ・サクソン型経済は無敵なのか
6,中国経済は、アングロ・サクソン経済を圧倒するか
7,基軸通貨ドルが下落するのは、いつか

■謎を解く鍵は「証券化」にある
世界金融経済の「支配者」は誰か? ユダヤ人、フリーメーソンなどの秘密結社、ロスチャイルド家からロックフェラー家まで、多くの説が「陰謀」と共に語られてきた。しかし現実はそんなに単純ではなく、各国の政治と経済の利害が複雑に絡み合っている。謎を解く鍵は「証券化(セキュリタイゼーション)」にある。あらゆる資産(債務や不動産、さらには事業そのもの)が証券化されて、リアルな世界から切り離され、取引されているのが、現在の世界経済だ。その象徴がファンドマネーやM&Aの隆盛だ。金融が経済を支配しているこの世界のカラクリを、歴史を踏まえて解いていくことで、アメリカ一極支配の行方、そして日本経済の未来が見えてくる。