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「夕張問題」
ユウバリモンダイ
著者名 鷲田小彌太
在庫なし

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ISBNコード 9784396110703
判型/頁 新書判/216頁
価格 814円(税込)
発売日 2007/04/21

あなたの町も、「隠れ夕張」か?
これは、けっして他人事ではない……
夕張市民が見た悪夢の一部始終。

<これでも人は住めるのだろうか>
●税収が年間予算のわずか5%!
●全世帯の四分の一は生活保護!
●客のいない観光施設が放置されている!
●巨額借金の決済を市長に任せっきり!
●過去の栄光を清算できていない!
●若い人が足らず、老人ばかり……

■日本の未来は、夕張の今後にかかっている
日本人である私たちは、生まれると同時に、どこかの地方自治体の一員になります。東京都民にしろ、夕張市民にしろ、自治体の外にはいられません。私たちの日常生活において、「国」よりも「自治体」のほうがより密接であり、もし自治体のサービスを受けられなくなると、鉄道の廃線どころの騒ぎではすみません。
「市」や「町」を、あたりまえにある空気のように思っていると、突然、酸欠死に襲われます。いま「夕張市」は財政再建団体に指定され、市民は酸欠状態です。ここからいかに脱出し、新たな活力ある、老人にも子供にも夢のある街にするには何をなすべきかを、本書は分析し、展望しています。
ひょっとすると、夕張は見事に立ち直るかもしれません。