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思わず使ってしまう おバカな日本語
オモワズツカッテシマウオバカナニホンゴ
著者名 深澤真紀

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ISBNコード 9784396110918
判型/頁 新書判/200頁
価格 814円(税込)
発売日 2007/10/22

その日本語、おかしいかも!?
日本語から、日本人が見えてくる

あなたも、知らずしらず使っていませんか?
「私って、コーヒー飲めない人じゃないですか」(自分大好き語)
「じゃがいもを切ってあげてください」(幼稚丁寧語)
「この寿司、マジでヤバイかも!」(実感語)
「女優さんのお仕事」「ぼくはお買い物します」(過剰美化語)
「○○社さんとは、よくお仕事させていただいています」(代理店語)
「はい、尊敬する人はお父さんです」(家族大好き語)
「前向きに楽しみたいと思います!」(ポジティブ・エンジョイ語)
「感動をありがとう」「マジですげえ」(ありがとう&リスペクト語)

■おバカな言葉から、現代の日本が透けて見える
初対面なのに、「私って、コーヒー飲めない人じゃないですか」。料理番組で、「じゃがいもの皮をむいてあげてください」。仕事では、「○○社さんとは、いいお仕事をさせていただいてます」。普通に使っている言葉もあれば、人が使っているのを聞いて、ひっかかる物言いもあるでしょう。よく言われるように言葉は生き物であり、ある言い方、言葉が流行(はや)る裏側には、その時代、時代の「日本人のメンタリティ」が隠されています。言葉は世につれ、世は言葉につれ――。第一線の編集者、コラムニストとして、「日本語の最前線」に居続ける著者が、気になる日本語とそこに隠された時代の心理を読み解く、「日本語の精神分析」とも言える、画期的な論考!