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――ニートや自殺は悪いことなのか
あの哲学者にでも聞いてみるか
アノテツガクシャニデモキイテミルカ
著者名 鷲田小彌太
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396110970
判型/頁 新書判/240頁
価格 836円(税込)
発売日 2007/12/14

10人の哲人が答える!
無職では……独身では……ホームレスでは……いけませんか
自殺をしてはいけませんか

【本書に登場する哲学者たち】
エピクロス/ヘーゲル/マルクス/サルトル/ルソー/福沢諭吉/ヒューム/ソクラテス/キルケゴール

■哲学は、人生のよき相談者
つねに疑うこと、「疑問」を発することから始まるのが、哲学だ。仕事に就かない若者、自殺志願者、ワーカホリック、「援交」少女…。いまの社会は、そういった人たちを「異常」と追いやり、疎外してきた。そして、「異常」な人が出るのは、社会の「異常」のせいと決めつけた。
困ったことに、いまの私たちには、人生の難問題を一緒になって考えてくれる相手がいない。自分の頭だけで考えるから、自分を責めつづけるのではないだろうか。
そこで、思い起こしてほしいのが、偉大な人生の先輩でもある、あの哲学者たちだ。彼らなら、簡単に片づけたりはしない。徹底的に「良識」を疑い、新たな解決法を示唆してくれるにちがいない。