HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > 超訳『資本論』




全巻を見る
超訳『資本論』
チョウヤクシホンロン
著者名 的場昭弘

在庫あり

※在庫について
ISBNコード 9784396111113
判型/頁 新書判/352頁
価格 924円(税込)
発売日 2008/04/22

歴史的大著が、新書1冊に!
――なぜ、資本主義は格差社会を作り出すのか?
いま、日本に生きる私たちこそ、読むべき。

超訳「資本論」――目次より
◎資本家の批判ではなく、資本の法則の批判である
◎商品の背後に人間労働がある
◎貨幣は貨幣を増やす
◎労働者が機械へ従属する
◎教育によって、労働者を再生産する
◎労働者を命令に服従させるシステム
◎お互いに賃金を引き下げあうシステム
◎つねに労働者のスペアを必要とする社会
◎公債発行による収奪
などなど

■いまこそ読むべき『資本論』
 教育を受けた若者が、定職もなく街にあふれ、庶民のなけなしの預金は減る一方。景気が伸びても、給料は上がらず、物価だけ上がった。悲しいかな、これが、資本主義の本当の顔である。
『資本論』をいったん遠くに放り投げた日本人は、いま再び拾い上げ、ページを開く必要に迫られている。
 この書には、剥(む)き出しの資本主義が、驚くべき洞察(どうさつ)で描かれている。資本主義の実態は、二一世紀になっても何ら変わっていない。
 今回、待望の『資本論』第1巻の超訳をお届けする。どうか、大著のエッセンスを味わってほしい。