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高校で7割・中学で5割・小学校で3割が落ちこぼれ
「教育七五三」の現場から
キョウイクシチゴサンノゲンバカラ
著者名 瀧井宏臣
在庫なし

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ISBNコード 9784396111168
判型/頁 新書判/248頁
価格 858円(税込)
発売日 2008/06/25

子どもの貧困率――OECD加盟25ヶ国中10位
教育への公的支出―ギリシャ同様、世界最低水準
子どもたちはここまで追い込まれている

●親の所得が低いと、算数の点数は明らかに下がる
●よつんばいになって教室に入る小学生
●小中学生が1年間にテレビを見る時間は授業時間の倍以上
●3+5=8がどうしてもわからない小学生……
なぜ、こうなってしまったのか?

■学力は、こうすれば伸びていく
今や世界最低の教育水準と家庭環境の中で、子どもたちは学んでいる。急速に進行する学力低下は、朝ごはんを食べない、夜寝ないなどの「生活力」がなくなっているのが原因だ。親からは容易に窺(うかが)い知れない学校という密室で、今、何が起こっているのか。
ジャーナリストの著者は、息子の通う小学校を通して教育現場の諸問題と向き合ってきた。そして全国の学校、教育関係者を訪ね、現場の声を聞いた。学力向上へ向けた各地の取り組みを取材し、希望の芽が育っていることも知った。いまだ失われていない子どもたちの、学びたいという気持ちをどう育てていくか。本書の中には、そのヒントがたっぷりと詰まっている。