あの「社名」に秘められた、こんな面白ストーリー!
17番目の商品がヒットしたことにあやかって、「NO17」を天地逆さにした「LION」を社名にした?
本書の内容より〜知っていましたか?
◎「UCC上島珈琲」「上島珈琲貿易」「ウエシマコーヒーフーズ」は無関係?
◎3、4、16、18、77、105、114……何の数字か、わかりますか?
◎「トイザらス」の「ら」だけ、なぜ“ひらがな”なのか?
◎創業者の戒名が社名になった建設会社とは?
◎「松竹」は、「マツタケ」と読んでいた?
◎「ビクター」の蓄音機に耳を傾ける犬と、「HMV」の意外な関係とは?
◎「上野風月堂」「東京風月堂」「神戸風月堂」……本家はどこ?
◎「新日本製鐵」は、なぜ旧字体「鐵」にこだわっているのか?
◎「アヲハタ」は、創業時「アオハタ」だった?
■社名とは、その会社の性格を表わしたもの
あなたが創業した会社に名前をつけるなら、どうするか。通常は、業務内容だったり、あなたの名前だったり、会社に所在地だったりするだろう。あるいは、ストレートに主力商品を冠するか。
が、世の中を見渡してみると、それだけでは判別のつかないものが少なくない。命名者たちは、社名の“数文字”にどういった思いを込めたのか。なかには、これこそ会社の存在意義そのもの――と感心させられるような名作に出会う。
時代を経ると、社名の由来もまた、時の都合で書き換えられる。あるいは、社名自体が変更される。社名のウラにある話を知ることは、その会社を知ることでもある。