人類史上最大の難問
「存在とは何か」は、このパラドクスを解くことから始まる!
【内容の一部】
◆人間だって「存在を知らない」
◆科学はあくまでも海の中の知恵
◆哲学の最後の砦、意識
◆疑うことは、ゼロに近づくこと
◆しがらみの網から抜け出すためのエポケー(判断停止)
◆死も存在の内側での出来事
◆もともと哲学と宗教は兄弟だった
◆これまでの人類は「死後にも存在がある」派だった
■世界一わかりやすい哲学書
本書は、「存在とは何か」という哲学史上最も難しいといわれる問題を、いやもしかしたら「人類史上最も難しい」かもしれないこの問題を、読者と一緒に考えていこうというものです。深海魚は、海から出たことがないゆえに海を知らないというパラドクスから、この問題提起がはじまります。ここから、目に見えるものと見えないもの、存在するものと存在しないもの、死後の世界や宗教にも話はひろがっていきます。難しそう? けっしてそうではありません。哲学の専門用語は使わずに、身近なたとえ話を交(まじ)え本当にわかりやすく書かれています。