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知らずに飲んでいた薬の中身
シラズニノンデイタクスリノナカミ
著者名 大和田 潔
在庫なし

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ISBNコード 9784396111656
判型/頁 新書判/280頁
価格 880円(税込)
発売日 2009/07/27

日夜開発が進む薬品の世界―――
科学者たちの苦闘と、ちょっと意外な誕生物語
Q. 問題です。次の物質は何の薬を作るきっかけとなったでしょうか?
(1)貝殻の粉
(2)イタリアの排水口の泥
(3)ライラックの花

これらの薬の誕生秘話を明かします
◆高血圧の薬
◆リウマチや救命の薬
◆糖尿病の薬
◆高脂血症の薬
◆胃薬
◆アレルギーの薬
◆心筋梗塞・脳梗塞の薬
◆細菌感染治療薬
◆抗ガン剤
◆ウィルス感染症の薬
◆脳に作用する薬
A. (1)胃薬 (2)抗生物質 (3)糖尿病の薬

■その薬の正体を明かしましょう!
「いったいこの薬、何からできているのだろう?」そう思ったことはありませんか。食べ物なら材料はわかるし、化粧品の原料も見当がつく。けれど薬の中身を知っている人はいないでしょう。高血圧の薬は夾竹桃(きょうちくとう)、糖尿病の薬はライラック、高脂血症の薬はコウジカビから抽出した成分から作られてきました。人類は感染症と戦いつづけ、よく効(き)く抗生物質を探してきました。ボルネオのジャングルから、アメリカの砂漠から、イタリアの町の排水口から画期的な抗生物質が発見され、人の命が助かりました。
そして今や、iPS細胞の研究により、自分の体を自分の細胞の治療薬として使える日も近い。謎に満ちた創薬の世界を紹介する好ガイド!