在米24年の不動産投資家が見た
借金漬けの大国・アメリカ!
未曾有の金融危機は「我慢できない性格」「消費・借金中毒」「身の丈以上の生活」が原因だ。溺れる大国の迫真レポート
【本書の内容】
・バブルの真っ只中で見た狂気の沙汰
・40代、50代でも貯金ゼロ
・ワーキングプアを餌食にするビジネス
・子供のクレジットを盗む親
・「頭金なし、でも、今すぐ家がほしい」
・自己破産を何度でもする
・平気でウソをつくアメリカ人
・“けっして謝らない”“人のせいにする”
・“我慢をしない”“反省をしない”
■いいか! けっしてアメリカを真似するな
「平気で嘘をつく」「けっして謝らない」「我慢をしない」――それが私の見たアメリカ人気質だ。在米24年、不動産投資家として、数々の物件を扱い、多くの人たちと仕事を通して接してきた。
「借りるほうも借りるほうならば、貸すほうも貸すほうである」、そこには、サギ、デタラメ、ウソが充満している。政府の政策として、できるだけ、多くの人にマイホームを所有させようとした挙句、破産しても、一年後にはまたローンを組むことができるという、とんでもないことが横行した。彼らは、反省、我慢、恥ずかしい、などという観念は持ちあわせていない。アメリカ型消費資本主義など、けっして真似してはいけない実例集である。