HOME > 書籍 > 祥伝社の書籍 > コンビニ食と脳科学




「おいしい」と感じる秘密
コンビニ食と脳科学
コンビニショクトノウカガク
著者名 加藤直美
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396111700
判型/頁 新書判/240頁
価格 858円(税込)
発売日 2009/08/27

おいしさは舌ではなく脳が判断する
最新科学で「見た目が9割」を追及する、コンビニ食品の熾烈な戦い

【本書の内容から】
◆見た目9割の根拠
◆おいしさの表現にも流行がある
◆コンビニの売り場づくりの仕掛け
◆コンビニ弁当はおいしい? まずい?
◆コンビニおにぎりはコンビニ文化第1弾!
◆おいしさの脳内判断
◆記憶されるおいしさ
◆おいしさのクオリア
◆日本列島出汁(だし)マップ
◆日本列島醤油マップ
◆中国人の舌、日本人の舌、ネコの舌
◆体感温度とコンビニ戦略
◆現代の肥満メカニズム
◆食べて幸福になる脳の報酬系

■脳は、いかにして一瞬で「おいしさ」を感知するのか?
今や、コンビニはわれわれの生活に欠かせない存在。なかでも食品はコンビニの売上げの約7割を占め、日本で最も食品が売れる小売業がセブン‐イレブン、第2位がローソンとなっている。
コンビニが提供する食の特徴は、すぐ食べられる「即食性」と1人で食べる「個食性」。弁当、おにぎり、調理麺、調理パンなど、コンビニ各社が独自に開発する商品は、日々熾烈(しれつ)な競争を繰り返している。
コンビニはどのようなノウハウをもって食の開発、演出をしているのだろうか。そこには最新科学が深く関わり、「おいしい」、「まずい」の第一印象は脳科学の助けを借りて作られているのだ。
見た目の印象をいかにおいしく見せるか――コンビニ食の作られ方の驚愕(きょうがく)の舞台裏を解き明かす!