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物理学者による日本語論
日本語は本当に「非論理的」か
ニホンゴハホントウニヒロンリテキカ
著者名 桜井邦朋
在庫なし

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ISBNコード 9784396111793
判型/頁 新書判/208頁
価格 836円(税込)
発売日 2009/09/28

「だと思う」と言っていませんか?
その曖昧(あいまい)なことば遣(づか)いがあなたの論理力をダメにする!
国際的に活躍してきた著者が見つけた世界に通用する日本語力の身につけ方

なぜ日本人は交渉や議論が下手なのか
【本書の内容】
第1章 「思う」が破壊した日本人の論理力
第2章 ディベートが生まれない知的風土
第3章 日本語のすぐれた性格を見直す
第4章 日本人の非論理的なものの見方・考え方を直すには
第5章 すぐれた文章から学ぶ論理力
第6章 ことばが文化を育(はぐく)む

■日本語の論理力を取り戻せ
国際舞台で、日本人のことば遣いは評判が悪い。英語の能力が問題なのではなく、曖昧でわかりにくいと言うのだ。その理由として、日本語が言語として論理的にできていないという指摘まである。
しかし、本当にそうだろうか? 著者は、私たちが普段何気なく使う、「思います」ということばが、日本人の論理力を破壊していると言う。日本語は本来、欧米の言語に劣らず論理的であり、豊富な表現力をもつ素晴らしい言語だったのだ。
物理学者として世界で活躍してきた著者が、日本語のすぐれた性質を見直しながら、本当の論理力を身につけるために必要なことは何かを説く。