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何が受け継がれてきたのか
鳩山家四代
ハトヤマケヨンダイ
著者名 梶原英之
在庫なし

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ISBNコード 9784396111816
判型/頁 新書判/240頁
価格 858円(税込)
発売日 2009/10/26

和夫、一郎、威一郎、由紀夫……その傑出した一族の淵源を探る。
新首相は、日本の切り札になるか? それとも崩壊をもたらすか?

政治家の一大名門、《鳩山家四代》の特徴
1.卓越した学力 男子全員が東大卒。しかも成績優秀。勉強を苦とも思わない。しかし、ガリ勉には見えない。
2.家族の力 家族の間に不平等がない。女子にも教育を怠らない。配偶者選びは人間性がポイント。兄弟が尊重しあい、争わない。
3.議論を尊ぶ議会政治家 鳩山御殿には黒板があり、兄弟がその前で議論した。議論を白熱させても、感情は損ねない。
4.国際人感覚 欧米の要人と堂々と渡り合うため、英語は必修。国政で理想を実現することが行動条件。選挙区民の利益誘導は拒否。

■学力も精神力も家族愛も最強
鳩山由紀夫の国際デビューは堂々たるものだった。意外な雄姿に驚かれた人も多かったのではないか。そう、ここぞという要所でより力を発揮するのが、鳩山家の血のなせる業(わざ)でもある。
鳩山家は日本を代表する名門だが、その特殊性は際立(きわだ)っている。
男子は全員が東京大学卒業。さらに、兄弟は絶対に争わない。学力だけでなく、挫折しても再び立ち上がる精神力が凄い。そして何よりも家族全員が、「家」に強い愛と誇りを持っている。
この栄光が幕末から4代150年も続いた。そこで継承された遺産は、今後の国家経営にどのように生かされるのであろうか。