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人間形成障害
ニンゲンケイセイショウガイ
著者名 久徳重和
在庫なし

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ISBNコード 9784396111960
判型/頁 新書判/304頁
価格 902円(税込)
発売日 2012/08/31

なぜ不可解な若者が大量発生しているのか
不登校、ひきこもり、いじめ
そして、「キレる若者」の凶悪事件───
わが子を人間形成障害にしないために

人間形成障害とは……
親・家庭・社会などの文化的環境(生育環境)の歪(ひず)みに由来する心身の適応能力の成熟障害。簡単に表現すれば、「年齢相応にたくましく成長していない」ということ。具体的には、以下のようなタイプがある。
●「それでも人間か」
症状───価値観の歪み、「やる気」の欠如、反社会的行動など
●「子供じゃあるまいし」
症状───不登校、ひきこもり、キレる、ストーカーなど
●本能行動(欲求)の歪み───「動物としての人間として変」
症状───過食・拒食、人が怖い、虐待など

■若者問題の真の原因、「人間形成障害」とは
現代の日本社会では、不登校・ひきこもり、いじめ、そして「秋葉原事件」に代表される「キレる」若者の凶悪犯罪など若年層の社会問題が深刻である。マスコミは、その原因を解明できず、しばしば「心の闇」などと報道する。しかし著者は、これらの問題の根本は「人間形成障害」という考え方で説明できると言う。
人間形成障害とは「親・家庭・社会などの生育環境の歪(ひず)みに由来する心身の適応能力の成熟障害」と定義される。簡単に言えば「年齢相応にたくましく成長していない」ということだ。人間形成医学の第一人者が、この病(やまい)の症状、社会的要因から、わが子を人間形成障害にしないための子育て方法までを紹介。