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都合のいい「うつ」
ツゴウノイイウツ
著者名 上野 玲

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ISBNコード 9784396112127
判型/頁 新書判/248頁
価格 858円(税込)
発売日 2010/08/31

「新型うつ」って、何?
「うつ」で6カ月休職中の社員が、
ハワイでサーフィン
あの人は「偽うつ」?
「自称うつ」?
本当に病気なのか?

これは、都合のいい「うつ」の姿について
包み隠さず書かれた、はじめての本です。
<多方面から徹底検証>
専門家たちの意見
現場医師たちのとまどい
職場にうずまく不満
現場復帰させるための実践法
社会(企業)の病理

■会社を長期休職して、趣味にいそしむ人たち
勤務中は憂鬱で仕事が手につかないが、勤務時間外には個人的な
趣味や交際に打ち込める。なかには、治療専念を理由にして、診断書持参で3カ月以上の休暇を申し出る。そんな社員が急増中。
いわゆる「新型うつ」である。職場仲間からしてみれば、わがままか、 個人主義の暴走にしか思えない。いかにも「都合のいい病」に 映ってしまう。「新型うつ」は本当に、うつなのだろうか? それとも 新種の病か? しかし、大多数の精神科医は、これを従来のうつが 変容したものと決めつけ、従来と同じ治療法で押し通してきた。
自ら、うつを発症しながら、うつ治療現場の最前線を長らく取材 してきた著者が、その総決算として世に問う1冊。