太陽物理学の第一人者による
温暖化・非温暖化論争に
決着をつける書
地球気候変動の真の要因を探る
「地球温暖化=CO2排出が原因」
本当にそれは正しいのだろうか?
現在、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」を中心として、地球温暖化が急激に進行していること、そして、その原因が人類が排出する炭酸ガス(CO2)であるということが、結論のようにいわれている。
しかし、本書で出す結論は、それとはまったく別の予測である。
最近の過去100年余りを通じて、太陽活動がどのように変動してきたか、またそれにともなって、地球の気候がいかに推移してきたかについて、一般の方々に正しく理解していただくことが大切なのだと考えた。その結果、できあがったのが本書なのである。
■気温変動は太陽が決めていた
地球温暖化が叫ばれ、原因は人類の排出する二酸化炭素であることが自明とされている。しかし、それは「本当」だろうか。
歴史を見れば、地球の気候に太陽の活動が深く関係していることは明らかだ。そして現在、太陽の活動は非常に弱くなっており、あたかも「眠りにつく」かのようである。ここから予想されるのは、温暖化とは正反対の「地球寒冷化」なのである。
そもそも太陽の活動が地球の気候へ影響を及ぼすメカニズムとは何か? そして、地球温暖化といわれる現象の真の原因とは?
太陽物理学の第一人者による、「温暖化・非温暖化」論争に決着をつける書。