民主党の経済ブレーンが緊急警告!
「国債が売れなくなった瞬間、破綻は現実になる!」
それは明日かもしれない。
来るべき預金封鎖、公務員解雇、年金崩壊、ハイパーインフレ、大量失業、行政サービス停止に、どう対処したらいいのか?
破綻へのカウントダウンは始まっている
多くの人たちは「国債は無尽蔵」、つまり財政赤字は「無尽蔵に埋められる」と思っているでしょう。
しかし、国債を買う資金が底を尽く一方で、国債の発行額が増え続けたらどうなるのか。
発行した国債が売れない「不落」の事態が生じます。その瞬間に「国債暴落」という津波が襲って来るのです。流通市場で金利が跳ね上がり、国債の価格が暴落するジャパン・ショックの発生です。それが2、3年以内には来そうなのです。(略)
財政悪化は温暖化による海面上昇のようにジワジワと進行しますが、日本の国債の暴落は大地震後の津波のように一気に襲ってきて、日本だけでなく世界スケールで大洪水を起こし、これまでの世界経済の繁栄を流し去ることでしょう。
(本文より)
■年金は下りず、公務員は解雇される!
国家破綻とは、予算が組めなくなり、政府機能が麻痺(まひ)すること。年金資産が大きく減り、公務員は解雇され、経済生活が破壊される。
世界の金融財政問題に詳しい著者は、向こう3年以内に日本がそうなるだろうと、厳密な数字に基づいて予測している。
日本の国家破綻は、国債が売れ残る瞬間に襲いかかる。毎年50兆円以上の財政赤字を国債という借金で埋めている日本。国債の発行残高は約800兆円にのぼっている。この巨額国債の買い手を維持することはできない。
ギリシャの13倍の経済規模をもつ日本が破綻すると、世界は大恐慌に突入し、エネルギー、食糧、資源の奪い合いが始まる。避けられない危機(クライシス)を前に、できることはあるのか? 来(きた)るべき地獄を生き延びるための警世の書!