日本人だけが知らない
世界を変えた技術と発想
『逆説の日本史』の井沢史観で読み解く、
日本と世界の本当の関係

人類の作ったさまざまな文明をひとつの地球文明と考えるなかで、日本人がその幸福と発展に果たしてきた役割は、実はきわめて大きいのです。
そのことを当の日本人が一番知りません。むしろ、外国人のほうがよく知っていると言ってもいいぐらいです。
この本に取り上げたような人類を幸せにしてきたさまざまなツール、あるいはこれから人類を幸せにするさまざまなツールは、日本人でなければできなかった物ばかりです。
【本書より】

■井沢史観に裏打ちされた、ユニークな日本人論！
「他の民族は科学や技術を、戦争の武器のように自分の利益を追求する道具にしている。けれど、日本人はそれを人類を幸せにするために使ってきた」
そう主張する著者は、日本人の発明発見によるモノが、いかに世界の幸福に貢献したかを検証する。
ホームビデオ、トランジスタラジオ、電卓、ウォークマン、新幹線、乾電池、胃カメラ、カラオケ、インスタントラーメン……。これらが出現する以前と以後では、人々の暮らしは一変し、もう元の不便な生活には戻れなくなった。
過去だけではなく、iPS細胞、次世代ロボット、海水淡水化など、世界が期待をかける新技術は、輝かしい未来を約束している。
『逆説の日本史』に見る井沢史観に裏打ちされた、ユニークな日本人論！