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お経は日本語で
意味不明でありがたいのか
イミフメイデアリガタイノカ
著者名 戸次公正
在庫なし

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ISBNコード 9784396112219
判型/頁 新書判/192頁
価格 836円(税込)
発売日 2010/10/29

私がお葬式で現代日本語のお経を読む理由
魂に直接訴える
新しい葬式のかたちとは

「この世の人々は人情が薄く、親しみ愛することを知らない。しかも、つまらないことを争いあい、激しい悪と苦しみの中にあって、それぞれの仕事を勤め、ようやくその日を過ごしている」
【大無量寿経の一節から】
これって、われわれそのものではないですか

■お葬式の本来あるべき姿とは?
「教会で聖書は日本語で読まれているのに、なぜお寺のお経は漢訳の音読なのか? わけのわからないお経を聞かされて、正座の足が痛いだけの葬式は、自然な姿なのだろうか?」
そう疑問を感じた著者は、古刹(こさつ)の僧侶である自分の使命として、お経の現代日本語訳に取り組んできました。
お経は、読んでわかり、聞いてうなずけてこそ、死者の魂を慰め、残された人の心を安らかにさせてくれます。現代日本語に訳され、それが葬式の場で読まれて、はじめて釈迦が、仏教の先人たちが、何を伝えようとしたのかがわかるのです。
本書は、新しい葬式の形を提案するとともに、仏教に親しむために何が大切かを教えてくれます。
【代表的なお経の現代日本語訳つき】