安心な老後がおくれる
「経済的基盤」の無理のない作り方!
退職金、預貯金、再雇用制度、個人会社…
そのために、しておくべきこととは?
【本書の内容の一部】
◆ねんきん定期便を読み解く
◆年金繰り上げ受給の落とし穴
◆老後には1億円のお金がかかる?
◆老後の必要資金を試算する
◆年金だけで生活できるのか
◆再就職か個人事業か、道は2つに1つ
◆退職金は安易に運用してはいけない
◆株や投資信託より起業のほうが確実
◆退職後こそ真の実力を発揮できる
◆中高年が絶対してはいけないこと――「借金」
◆無借金で始める個人起業例
◆コーヒーショップを経営することの問題点
(Etc.…)
■定年となってから慌(あわ)てないために、どうしたらいいのか
定年を迎えた後のサラリーマンも、年金受給まで何らかの形で働くことが普通になっています。再雇用制度を利用して65歳まで働くのが1つ。しかし、再雇用された人は部下やチームを持たず、孤独な作業を強(し)いられるケースが多いとされます。
もう1つの選択肢は、元いた会社に戻らず、ささやかな個人事業を始めること。年金に助けられるまでの空白期間をどうするか。定年前からいかに準備するかによって、老後の生活、生きがいが大きく違ってきます。
本書では、年金問題を整理した上で、経営学で使われるキャッシュフローの考え方を取り入れて、老後に必要な金をいかに生み出すかを検討していきます。