織田、羽柴、徳川、伊達、武田、上杉、
北条、毛利、島津、尼子、大友、大内……
雌雄を決した30の激戦地!
本書で取り上げた主な古戦場
●国府台の戦い 第一次(天文7年/1538)第二次(永禄7年/1564)
●人取橋の戦い(天正13年/1585)
●摺上原の戦い(天正17年/1589)
●小田原城籠城戦(天正18年/1590)
●長谷堂城の戦い(慶長5年/1600)
●上田原の戦い(天文17年/1548)
●戸石城の戦い(天文17年/1548)
●川中島の戦い(天文22年/1553〜永禄4年/1561)
●桶狭間の戦い(永禄3年/1560)
●姉川の戦い(元亀元年/1570)
●三方ヶ原の戦い(元亀3年/1572)
●長篠の戦い(天正3年/1575)
●武田氏の滅亡戦(天正10年/1582)
●賤ヶ岳の戦い(天正11年/1583)
●小牧・長久手の戦い(天正12年/1584)
●関ヶ原の戦い(慶長5年/1600)
■兵(つわもの)たちの息づかいが聞こえてくる!
日本列島は、古戦場の宝庫だ。特に各地の戦国大名が隣国を切り取り、版図(はんと)の拡大に血道をあげた戦国時代──、渓谷、川筋、平野のそこかしこで軍団の生死を懸けた戦いが繰り広げられた。
今は地形だけが残るそんな古戦場を訪れると、兵(つわもの)たちの息づかい、戦場の喧騒、硝煙の臭いが伝わって来、動乱の歴史を実感することになるだろう。本書は、全国の古戦場をくまなく歩き、現地で取材を重ねてきた作家の井沢元彦氏が、30の古戦場を選んで紹介。古戦場をめぐれば歴史はより身近なものとなり、過去が生き生きと甦(よみがえ)る。