日本はすでに、世界一のギャンブル大国
これ以上、国民をギャンブル漬(づけ)にして、どうするつもりなのか!?
私がカジノ解禁に反対する、これだけの理由
◆日本は、すでに世界一のギャンブル大国である。(理由は本文参照)
◆すべてのギャンブルは、構造的に敗者の犠牲の上に成り立っている。
◆ギャンブルは、必ず大量の依存症患者を生み出す。
◆カジノ解禁で復興金に当てるなら、パチンコに課税すればすむ話である。
◆いまさら放射能汚染の日本に、カジノ目当てに来る外国人はいない。
◆結局、有り金を巻き上げられるのは、日本人の“弱者”である。
◆仙台に復興カジノができたら、被災者の義捐金がむしられる。
◆カジノの経営は堅気にはできない。結局得をするのは、闇社会と政治家。
■国民をこれ以上、ギャンブル漬(づけ)にしていいのか!
カジノ解禁に向けての動きが急である。だが、雇用促進、経済効果、外国人観光客の誘致と、どんなに奇麗事を並べても、ギャンブルは基本的に敗者の犠牲の上に成り立つ。依存症の発生を防ぐ手段もない。
著者は韓国で唯一自国民の入場が許されたカジノ「江原ランド」を取材、そこでの自殺者の実態、カジノ周辺に蠢(うごめ)く依存症患者の惨状をレポートする。
なによりも日本には、年間売上で世界一のマカオの四倍という、事実上のギャンブル「パチンコ」が、すでに存在する。これ以上国民をギャンブル漬にし、依存症患者を増やしてどうするつもりなのか。