門外不出の教科書を翻訳して検証
こんな学校に、なぜ日本の税金を使うのか?!
金日成、金正日父子の神格化、朝鮮戦争、大韓航空機事件、日本人拉致事件は、こう教えられていた。
あっと驚く「拉致問題」の記述
なんと、悪いのは日本!
「……2002年9月、朝日平壌宣言発表以後、日本当局は『拉致問題』を極大化し、反共和国、反総連、反朝鮮人騒動を大々的にくり広げることによって、日本社会には極端な民族排他主義的な雰囲気が作りだされていった」
■誰も知らない「教科書」の内容が明らかに
高校の授業料無償化の対象に、朝鮮高級学校を含めるか除外するかで議論が起こっている。だがその前に、朝鮮学校ではどのような歴史教育が行なわれているのか、誰も知らない。文科省指導要領の拘束も及ばず、朝鮮学校の方でもカリキュラムを明かさず、教科書も門外不出で日本人の目に触れないようにしている。
萩原氏は、独自にその教科書を入手し、全文を翻訳、出版した。それをもとに、井沢氏とその内容を検証する。はたして朝鮮学校では、「金日成の出生と独裁」「朝鮮戦争」「大韓航空機爆破事件」「日本人拉致事件」などの問題を、どう教えているのか。