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日本人が知らない漢方の力
ニホンジンガシラナイカンポウノチカラ
著者名 渡辺賢治

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ISBNコード 9784396112646
判型/頁 新書判/216頁
価格 946円(税込)
発売日 2012/01/31

世界が注目しているのに
なぜ日本は見捨てようとするのか?

漢方は中国ではなく、日本独自の伝統医学である。

知っていますか?
日本の医師の9割は、漢方薬を併用している
●新型インフルエンザに効く麻黄湯(まおうとう)
●大腸がん手術後の腸閉塞予防に効く大建中湯(だいけんちゅうとう)
●ひどいアトピーを治した桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)
●更年期障害によく使用される桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
●認知症に効果がみられる釣藤散(ちょうとうさん)
……など最先端医療の事例も沢山
この漢方が、いま存亡の危機に!

■世界中が注目する「漢方」
「漢方」は中国のものではなく、日本独自の伝統医学である。そして、古くさい昔の医学などでは決してなく、新型インフルエンザや抗がん剤の副作用の軽減など、さまざまな局面で活用されている。実際、西洋医学では対応しきれない病や高齢化への対策として著しい効果をあげ、世界中から注目を集めているのだ。
しかし、この漢方が存続の危機に瀕(ひん)している。それは、漢方薬の原料である生薬の枯渇(こかつ)、中国や韓国とのグローバルスタンダード争いなどによるものだ。西洋と東洋を融合させた「総合医学」として、日本医療の未来に不可欠な漢方の「いま」がわかる1冊。