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なぜ日本経済が活性化しないのか
経営者の大罪
ケイエイシャノタイザイ
著者名 和田秀樹
在庫なし

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ISBNコード 9784396112769
判型/頁 新書判/208頁
価格 836円(税込)
発売日 2012/05/31

日本をダメにした最大の戦犯は、経営者である!
米国式経営に盲従し、社員との信頼関係をぶちこわし、
安売り競争に走って内需拡大を怠り、超高齢社会への対応に無策

自分の利益しか考えない経営者に「ノー」を突きつけよ
●なぜ日本の経営者は海外企業に引き抜かれることがないか
●浅薄な歴史観しか持たない無教養な経営者
●内需を活性化するには「金融資産税」も検討すべし
●世界に冠たる「自殺大国」ニッポン
●「依存症ビジネス」に甘い日本
●人類史上初めて「生産」が「消費」を抜いた時代
●日本型経営が育てた「消費する民族」
●中流社会を作り上げる税制とは
●人口構成の変化に気づかない経営者たち
●円高への対応策はあるか

■この国をダメにしたのはいったい誰なのか?
いま日本は長期の不況に喘(あえ)いでいる。その元凶は政治家か、それとも官僚か? しかし戦後の経済成長を成し遂げたのは政府でも官僚でもなく、民間企業、そしてそれを率いる経営者たちだった。現代の日本の低迷の最大の要因は、この経営者の力の凋落(ちょうらく)に他ならない。
アメリカ型システムに追随するだけで、日本に国益をもたらすという、大局的視点や知性に欠けた無能な経営者こそが、消費不況、年金・福祉の崩壊、自殺者数の増加といった問題を招いているのである。日本が立ち直るためにはまず、この国をダメにした経営者の「大罪」を裁かねばならない!