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日本人は、なぜ富士山が好きか
ニホンジンハナゼフジサンガスキカ
著者名 竹谷靱負
在庫なし

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ISBNコード 9784396112912
判型/頁 新書判/256頁
価格 880円(税込)
発売日 2012/08/31

「富士山=日本人の心」その一千年の通史

知っていましたか?
・富士山の頂上が3つのギザギザに描かれるのには理由がある。
・世界最古の登山は、富士登山である。
・比叡山は、「都の富士」といわれていた。
・富士山の祭神は、かぐや姫だった。
・北斎は、朝鮮や琉球から見える富士の絵を描いていた。
───etc.

■日本人が富士山を誇りたがる理由
遠くのほうに小さな富士山を見つけたとき、山や雲の合間から富士山が顔を覗(のぞ)かせたとき、思わず心が躍(おど)ってしまう。私たちの血の中には、まるで富士山を好きになるDNAが組みこまれているかのようだ。
日本人は古くから富士山を表現してきた。奈良・平安時代から江戸時代に至るまで、多くの歌や随筆、絵画によって描かれてきた。
それが、いつしか「日本美の象徴」「日本人の心の山」となっていくのだが、その過程には何があったのか。社会文化面の富士山を掘り起こす書。