なぜ日本人は、大人になろうとしないのか!?
ドイツ人禅僧が書いた
“日本一わかりやすい”仏教解説書
大半の人が「大人」になれずに死んでいく。
この一冊を読めば、「人生」がわかる!
あなたも「大人」になりたくなる!
「人生」は、「八大人覚(はちだいにんがく)」の中に書いてある。
一、「少欲 しょうよく」むさぼるな
二、「知足 ちそく」限度を知れ
三、「楽寂静 ぎょうじゃくじょう」群れるな
四、「勤精進 ごんしょうじん」あきらめるな
五、「不忘年 ふもうねん」目を覚ませ
六、「修禅定 しゅぜんじょう」集中せよ
七、「修智慧 しゅちえ」実践がすべて
八、「不戯論 ふけろん」言葉にまどわされるな
■大人になれない日本人への警告
仏教では、人生の修行ができた人を「大人(だいにん)」と呼ぶ。私たちは20歳になったら、自動的に「大人(オトナ)」になると思っているが、それは大きな見当ちがいだ。ほとんどの「オトナ」は、「本物の大人」になることなく死んでいく。
親離れ・子離れができないのも、ケータイが手放せないのも、人として成熟することをやめているからだ。
本書は、道元禅師『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』の最終巻「八大人覚(はちだいにんがく)」について、ドイツ人禅僧がいまの視点からわかりやすく説いたものである。「八大人覚」には、「本物の大人」になるための8つのポイントがまとめられている。