許認可権濫用、賄賂・カンパ強要、賃金高騰、労働争議、反日無罪
なぜ、ここまでされて黙っているのか?!
「日本企業は利益を回収して、すぐ撤退せよ!」
はたして日本企業は、儲かっているのか?!
「井戸を掘った人」──ANA、パナソニックが受けている仕打ち
突然の中止通告、その後も説明がない王子製紙の巨大プロジェクト
森ビルが上海に建てた「世界一」ビル、笑うしかない13年の顛末
「中国最強商社」を誇る伊藤忠がやってきた人脈ビジネスの実態
反日暴動、労働争議の標的とされる日系自動車企業
現地の人件費を日本の本社が負担する経理のカラクリ
退職後、中国進出企業に天下る歴代中国大使
伊藤忠・現役社長から飛び出した発言、「利益を回収して、すぐ撤退せよ」
■日本企業の断末魔の声が聞こえる
中国進出日本企業の実態とは、どのようなものであろうか。何をするにも役人への賄賂(わいろ)が不可欠で、寄付の強要も日常茶飯。政府の思惑ひとつで決定は簡単に変更され、昨日の順法が今日は違法。日本大使館はあてにならないばかりか、中国の立場を代弁する場合すらある。
近年の中国経済の成長鈍化、人件費の高騰(こうとう)、労働争議の頻発(ひんぱつ)に伴い、欧米企業が撤退を急ぐ中、多くの日本企業が破綻(はたん)に瀕(ひん)し、さらには撤退しようにもそれすら許されないという蟻(あり)地獄に陥っている。その実態は、当該企業の口からはもちろん、マスコミも絶対に書かない。