「上がる不動産」「下がる不動産」をどう見抜くか?
日本経済が上向くとき、必ず不動産が動く!
リアルな不動産と、J-REITに代表されるバーチャルな不動産。
刺激しあう2つの世界を解剖する!
【本書の内容から】
●東日本大震災は、不動産マーケットに何をもたらしたか
●成長するホテル観光業界
●世界遺産という観光資源と、不動産価値
●「上がる不動産」「下がる不動産」の差が、鮮明に
●金融商品化する不動産
●投資家にとっての証券化不動産の特徴
●流動化する不動産
●バーチャル不動産は、リアル不動産の鏡なのか
●グローバルマーケットの中での不動産
●不動産株よりわかりやすいRE-T
●「売る自由」を手にした不動産商品
●リアル不動産は、バーチャル不動産についていけるのか
●ムードに流されない不動産投資
●不動産の再編が始まった都心再開発
●副都心線、東横線の革命
■不動産の動きを見れば、日本経済がわかる!
都心部の地価は反転上昇の兆しを見せ、長引く資産デフレにも終止符が打たれつつある。金融緩和政策で溢れかえったマネーが、行き場所を求めて土地と不動産に流れ込んでいるためだ。
かつて不動産は、読んで字の如く「動かすことのできない資産」だった。だが、証券化の手法が導入され、J-REITの普及とともに、バーチャル化、流動化が進みつつある。資産の少ない個人も不動産の一部所有が可能になったことのインパクトは大きいといえよう。
経済が拡大するとき、日本ではまず不動産が動く。業界に精通する著者が豊富な事例を元に解説する、不動産の現状と近未来!