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落語家の通信簿
ラクゴカノツウシンボ
著者名 三遊亭円丈
在庫なし

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ISBNコード 9784396113377
判型/頁 新書判/304頁
価格 924円(税込)
発売日 2013/10/02

この落語家を聴け!
この落語家は聴くな!!
とまでは言わないけど……

芸歴49年の三遊亭円丈が
「芸」の真髄(しんずい)から裏話まで語る
おすすめ演目(えんもく)つき!

伝説の名人から大御所、中堅、若手まで53人!
三遊亭圓生(六代目)……「芸は砂の山」と「芸は動かせ」
柳家小さん(五代目)……「押しの芸」と「引きの芸」
古今亭志ん朝(三代目)……サラブレッドの悲劇と芸のすごさ
立川談志(七代目)……談志vs志ん朝、軍配はどちらに?
林家三平(初代)……24時間、「三平」を演じ続けて……
林家木久扇……実は、底(そこ)知れぬ知識人
柳家さん喬……“モテるために落語を演(や)ってる”疑惑
春風亭昇太……死んでからのことを考えろ!
林家しん平……円丈も認める、天才!
春風亭一之輔……今、まさに上り調子!
桂枝雀(二代目)……あのオーバーアクションには、元があった!
笑福亭松鶴(六代目)……上方落語と東京落語の違い
……ほか

■落語家が、落語家を論評した初の本!
落語は、聴く側(客)と演じる側(落語家)がいて、はじめて成立する。本書は、演者である落語家の視点で落語と落語家を論評した本である。
伝説の名人から大長老、大御所、中堅、若手に上方落語家まで53人を論評した「円丈による通信簿」だ。
落語家が高座(こうざ)では見せない心の葛藤(かっとう)から「芸」の真髄(しんずい)まで、落語家のしきたりなど裏話も交えて、いきいきと活写していく。時に厳しく、時に愛情とおかしみを込めて──。
落語家ごとにおすすめ演目(えんもく)も記しており、聴く際の参考になるだろう。読了後には、無性(むしょう)に落語が聴きたくなる……はず。さて、誰を聴くか?