無名選手がなぜ生き残れたか?
恵まれた肉体も、すぐれた運動能力も持たずに、
39歳まで(平均引退年齢は26歳)
Jリーグでプレーできた理由とは──
ビジネスマンこそ読んでほしい
【本書の内容から】
●うまい選手が試合に出るのではない
●「自分に何が求められているか」を見抜く
●「絶対にやってはいけないこと」をつかむ
●チームにおける「キーマン」を見つける
●「内容」重視か、「結果」重視か
●「無駄」が明暗を分ける
●ライバルは持つな!
●良い緊張と悪い緊張
●「つぶやき」の効用
●分析は、3分割で検証する
●ジンクスを持つ意味と利点
●ケガをする選手の共通点
●思いきって「止まる勇気」も必要
●「生き残れた理由」と「生き残れなかった理由」
●「うまい」選手と「伸びる」選手
……ほか
■どうすれば、組織に残れるのか
吉田康弘(よしだやすひろ)──この名前を知る人は少ないかもしれない。なぜ、この“無名”選手が、平均引退年齢26歳のJリーグで、39歳までプレーできたのか。恵まれた肉体も、すぐれた運動能力もあるわけではない。なのに、なぜ?
それは、チームが何を求めているか、自分は何をすべきかを自(みずか)ら理解し、実践してきたからだ。
組織(チーム)と個人(選手)。このテーマは、スポーツの世界に限らない。彼が「生き残った理由」は、ビジネスマンにとっても好テキストとなる。もちろん、香川真司(かがわしんじ)や柿谷曜一朗(かきたによういちろう)らの強さの秘密、伸びる選手と伸びない選手の違い、海外移籍など、JFL監督ならではの視点から書かれており、サッカーファン必読の1冊!