人間に芸術が必要なのではなく、
人間という存在自体が芸術によって成立しているのです。
芸術の世界へようこそ。
【本書の目次から】
●インターネットは、芸術をどう変えましたか?
●タイトルは、どの時点でつけますか?
●モチーフは、どのように探しますか?
●多くの画家が苦労してきた色は何ですか?
●芸術家とは才能ですか、技術ですか?
●インスピレーションは必要ですか、どういう時に感じますか?
●[カラー]究極の日本画を5作品挙(あ)げてください。
●[カラー]究極の西洋画を5作品挙げてください。
●世界で、もっともすばらしい美術館はどこですか?
●日本で、もっともすばらしい美術館はどこですか?
●生きる希望を失った人に観(み)せたい絵画は何ですか?
●絵画は、どの距離で観るのがベストですか?
●画家は、なぜ自画像を描くのですか?
●人間は、なぜ絵画を描くのですか?
●芸術とは何ですか?
■芸術の本質に迫る!
芸術とは何か、人間とは何か──このストレートで根源的な問いに答えたのが、本書です。
「絵画に余白(よはく)は必要か?」「作品の価格はどう決まるか?」「インターネットは芸術をどう変えたか?」「芸術家は才能か技術か?」「人間はなぜ絵画を描くのか?」など147の質問に、画家・千住博がていねいに答えます。また、「究極の日本画5作品」「究極の西洋画5作品」などをカラーで紹介、「美」を楽しみながら、その本質に迫ります。
最初からでも、気になった質問からでも、美しい絵画からでも、まずはページを開いてください。「芸術」の楽しさと奥深さを感じるはずです。