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世界が惹(ひ)かれた理由
日本のアニメは何がすごいのか
ニホンノアニメハナニガスゴイノカ
著者名 津堅信之
在庫なし

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ISBNコード 9784396113599
判型/頁 新書判/272頁
価格 902円(税込)
発売日 2014/02/28

海外では、もはや「アニメ」と「アニメーション」とは、別もの!
あなたは、日本のアニメを誤解している!

誤解していませんか?
「欧米諸国では、日本のアニメが大きな産業になりつつある」
「日本のテレビアニメは、潤沢な予算によって制作されてきた」
「日本のテレビアニメは、その高い芸術性で海外に受け入れられてきた」
「日本のテレビアニメは、1話30分の短さが人気を呼んだ」
「手先が器用な日本人はアニメ制作に向いている」
「アジアにアニメ制作の現場が移ったことで、日本のアニメは衰退するだろう」
「日本のアニメは海外で“ジャパニメーション”と呼ばれている」
……そんなことはないんです。

■日本人はアニメを知らない
アニメといえば、日本を代表する文化───。そう信じて疑わない人は多いだろう。たしかに、メディアではその種の報道が日々発信されている。
「日本のアニメがすごい」のは事実である。では、いまのままアニメをどんどん輸出すれば世界を席捲(せっけん)できるのかといえば、話はそれほど簡単ではない。
なぜ、こんな誤解が起こってしまったのか。
それは、日本人自身が、日本のアニメの本質をよく理解していないことによる。その理解に必要な、日本のアニメの特殊性をわかりやすく解説したのが本書である。