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京都から大学を変える
キョウトカラダイガクヲカエル
著者名 松本 紘

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ISBNコード 9784396113629
判型/頁 新書判/280頁
価格 902円(税込)
発売日 2014/04/25

入試も、授業も、研究システムも変える!
──京大総長、「改革」を語る

「国家の基盤は人にあり」と言われ、資源の豊かな諸外国でも国を挙(あ)げて教育に力を入れています。ましてや、資源の乏(とぼ)しいわが国においては「育人(いくじん)」こそ、もっとも重要な未来への投資です。大学への期待が高まり、政府から国立大学改革プランが出ている今こそ、大学そのものが大きく変わらなければなりません。
京都大学の改革は「世界で戦える大学」を作り、「次世代のリーダー」を育てるものです。教育論としても、人材論としてもお読みいただければ幸いです。
松本 紘

■京都大学の挑戦
従来の入試とは根底から異なる「高大接続型京大方式特色入試」、教養教育を一元化した「国際高等教育院」、リーダーの育成を目的とした新しい大学院「思修館(ししゅうかん)」……次々と改革を実行する京都大学が注目されている。
なぜ、日本のトップ大学が改革を行なうのか。その背景には、学生の劣化(れっか)、大学の世界的競争の激化、沈む日本の大学事情などが横たわる。このまま日本は“先衰国(せんすいこく)”になってしまうのか。これから求められる人材の条件とは何か。京都大学第25代総長が提言する。
もう、先送りはできない。大学も、企業も、国も、そして日本人も、今こそ変わる時である。