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防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか
ボウエイダイガッコウデセンソウトアンゼンホショウヲドウマナンダカ
著者名 杉井 敦/星野了俊

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※在庫について
ISBNコード 9784396113681
判型/頁 新書判/328頁
価格 946円(税込)
発売日 2014/05/30

防大卒業生が書いた日本でいちばんわかりやすい安全保障の教科書
敵の「力による現状変更」から国家を守るのは、国民の意思である!

本書であつかうキーワード
安全保障のジレンマ/非軍事のパラドックス/国連安保理/力の空白/力による現状変更/信頼醸成措置/戦争の敷居/集団的自衛権/日米同盟/パワー・トランジション理論/ウォルツの「三つの窓」/モーゲンソーの「九つの国力」/抑止力・拒否力/紛争/限定戦争/新しい戦争/アナーキー/戦争論/消極的平和主義/多極化……など

■日本国民が知るべき、安全保障の「国際常識」
第二次世界大戦を引きおこしたのは、戦争の回避にこだわったイギリスの失策だった。これにより時間をかせいだドイツが、再軍備できたからである。平和しか見ない者は、もっとも平和から遠ざかるという教訓だ。
世界は不透明だ。国際政治の本質は恐ろしい。自分の身は、自分で守るしかない。ウクライナの例を見れば、もはや明らかであろう。
本書は、防大を卒業した若い著者二人の著述という点で、たいへん希少なものである。わかりやすい文章からは、自衛隊の幹部候補生たちが教えられる、合理的な安全保障観をうかがい知ることができる。