漫然と文章を読んでいても書けるようにはなりません!
「君の文章は読みにくい」と言われた
自他ともに認める読書家なのに、ちょっとした文章も書けない
↓
なぜなら、ちゃんと読めていないからです。
読むことの基本
1, 思い入れ、直感、予備知識偏重で読まない
2, 読みながら、疑問を抱き、その答えを予測する
3, 答えがどこに書かれているかを意識しながら読む
書くことの基本
1, とりあえず一文、書いてみる
2, 文は必ず「何か足りない形」をとっている
3, その不足を埋めるために、次の一文を書く
4, こうして次々と書き継いでいく
→ 結局、読むことと書くことのメカニズムは同じ!
■書けない人は、ちゃんと読めていない
「自他ともに認める本読み」なのに、ちょっとした文章も書くことができない──。
うまくまとめて書いたつもりが、読みにくいといわれた──。
なぜ、こんなことが起こるのか。それは、あなたが日ごろ正しく文章を読めていないからである。つまり、個人の直感で読みたいように読んでしまっていて、文章のしくみや構成、言葉のかかり方を論理的に読みとることができていない。論理的に読めていないから、論理的に書くこともできないのだ。
読むことと書くことは、表裏一体(ひょうりいったい)である。この原理がわかれば、誰でも無理せず「読める文章」が書ける。