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左翼はなぜ衰退したのか
サヨクハナゼスイタイシタノカ
著者名 及川智洋

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ISBNコード 9784396113865
判型/頁 新書判/232頁
価格 880円(税込)
発売日 2014/09/30

もう、自由と抵抗の旗は立たないのだろうか?
「左翼の流れ」から見た、日本の近現代史

なぜ21世紀に右翼化が進んだのか──
5つのポイント

1 経済の不調
2 インテリ=知識層の変化
3 左翼の目標喪失
4 資本主義の再起動
5 東アジアの勢力図の変化

■壮大な「負け戦」を戦い続けた左翼の今後は?
日本は右翼化している。他国からもそう見られている。
ネット上や各種媒体では左翼攻撃が激しく行なわれ、国勢選挙の結果を見れば、左翼陣営が縮小していることは明白だ。今世紀に入って国会で新たな議席を得た政党はみな右寄りの党で、今や「保守」が国民の標準スタンスの観がある。日本において、急激に左翼が退潮したのはなぜか。どんな変化によって、それは起こったのだろうか。露命(ろめい)をつなぐ左翼には、もう未来はないのだろうか。
左翼の衰退を経済との関係性の中で分析していく、もう一つの日本近現代史!