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「ご当地もの」と日本人
ゴトウチモノトニホンジン
著者名 田村 秀

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ISBNコード 9784396113896
判型/頁 新書判/248頁
価格 880円(税込)
発売日 2014/10/31

B級グルメ、ゆるキャラ、ローカルアイドル……
なぜ、こんなにも「ご当地」が好きなのか?
律令制までさかのぼる、日本人のDNAを探る

●日本最大のまちおこしの祭典「B-1グランプリ」
●「ゆるキャラ」はなぜ人気なのか
●ご当地は日本人のDNAに組み込まれている?
●ご当地は律令制の時代からあった?
●ご当地を確立した幕藩体制と参勤交代
●世界的に見て珍しいご当地ブーム
●「作られた」ご当地グルメの課題
●ご当地ものは海外に受け入れられるか
●オリンピックの前に始めるべきこと
(本書の内容より)

■日本人はなぜ「ご当地もの」が大好きなのか
「富士宮やきそば」「甲府鳥もつ煮」など、いわゆる「B級グルメ」ブームが続いています。
最近では、各地の「ゆるキャラ」や「ご当地検定」といったものも人気です。
これだけ「ご当地」にこだわるのは、実は世界でも日本人に特有のものなのです。
本書では、日本人がなぜ「ご当地」にこれほどまで魅力を感じるのか、その理由を探ります。
実は、ご当地もののルーツは、古く律令時代の租税制度や江戸時代の幕藩体制に求められるのです。
ご当地ものは、その地方だけでなく、日本経済全体を活性化させる力を秘めています。
その魅力を世界に向けて発信するための方策についても考察します。