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海戦史に学ぶ
カイセンシニマナブ
著者名 野村 實

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ISBNコード 9784396113926
判型/頁 新書判/392頁
価格 990円(税込)
発売日 2014/10/31

名著復刊!
戦争の歴史を知ることは、戦争を回避するための知識である。
本書は、その貴重な教材となる。
戸高一成(呉市海事歴史科学館 館長)

第1章 日本開国と北太平洋の海戦
第2章 日清戦争と黄海(こうかい)海戦
第3章 日露戦争のシーレーン防衛
第4章 日本海海戦
第5章 ドイツ太平洋艦隊との海戦
第6章 地中海のドイツ潜水艦戦と日本
第7章 ハワイ海戦
第8章 ミッドウェー海戦
第9章 マリアナ沖海戦
第10章 比島(ひとう)沖海戦
第11章 太平洋戦争のシーレーン防衛
第12章 第二次大戦後の海戦を考える
第13章 戦後の日本海上兵力を考える

■海洋国家・日本の生存条件を示唆(しさ)
日本国土の本源的な諸条件(地理的位置・地勢など)と、その価値(東アジア海域と北西太平洋の制海権を得るのにもっとも有利)は、幕末の外国船到来より、21世紀の現在も変わることはない。皮肉なことに、このことは日本人よりも、諸外国のほうが知悉(ちしつ)している。
本書は、幕末から日清・日露戦争、太平洋戦争までに日本が関わった海戦と第二次大戦後の世界の海戦を通じて、「海」「海上兵力」「シーレーン」の重要性を学び、歴史の教訓を得るものである。
最初の刊行より約30年、その教訓は古びることなく、日本近海の緊張が高まる今、ますます重みを増している。