誰もが罪を着せられてしまうかもしれない、
恐ろしい現実がここに!
裁判官は正義より出世が命か?
最後の切り札・DNA型鑑定の落とし穴を衝(つ)く!
本書に登場する事件の数々
・袴田事件
・東電女性会社員殺人事件
・足利幼女殺害事件
・布川事件
・氷見事件
・福井女子中学生殺人事件
・飯塚事件
・姫路郵便局強盗事件
・神酒事件
・保土ヶ谷事件
※
・電車内痴漢事件
・温泉場ワイセツ事件……
■今だから話せる、あの裁判の真実の姿!
袴田事件、東電女性会社員殺人事件、足利幼女殺害事件、氷見(ひみ)事件…。再審の末に逆転無罪となった事件が続いている。多くの場合、無罪の決め手は、事件当時とは比較にならない進歩を遂(と)げたDNA型鑑定である。
では、DNA型鑑定はどこまで信用できるのか? DNA型鑑定に落とし穴はないのか?
電車内での痴漢事件に巻き込まれると、人生を棒に振る。
はたしてそこに、冤罪の疑いはないのか。泣き寝入りさせられるケースはないのか?
数々の裁判で医学鑑定に携(たずさ)わってきた法医学の第一人者が満を持して明かす、司法の問題点!