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大学生に語る資本主義の200年
ダイガクセイニカタルシホンシュギノ200ネン
著者名 的場昭弘
在庫なし

※在庫について
ISBNコード 9784396114022
判型/頁 新書判/288頁
価格 902円(税込)
発売日 2015/02/03

ヨーロッパ─アメリカ文明の本質がわからないと、
「資本主義が何か」もわからない……

インターナショナルとグローバルの違い、わかりますか?
グローバルとコスモポリタンの違い、わかりますか?

本書の構成…………………
1章 グローバリゼーションと資本主義社会
「自由貿易の本質とは? 儲かるかどうかというだけの話ではない」
2章 多様化する世界
「ロシアと中国が“世界”から孤立させられているのは、なぜか」
3章 民主主義と個人主義
「民主主義と人権の理念にはウラがある」
4章 資本家と労働者
「日本企業が儲かっても、なぜ給料が増えないのか」
5章 社会主義は終わったか
「ストライキが社会悪という風潮を誰がつくりだしたのか」
6章 教育という再生産
「世界一の大学はどこですか」

■まだ誰にもわからない、資本主義の正体
資本主義の“終焉”が論じられ、トマ・ピケティの『21世紀の資本論』が世界的ベストセラーとなった。しかし、私たち資本主義社会の住人は、まだ自分たちの社会の正体を完全に理解できたとはいえない。
社会主義や共産主義の理念は、もう滅(ほろ)んでしまったのだろうか。その一方で、かつて冷戦の時代、資本主義社会と激しく対立したロシアと中国が、いままた欧米の文明と相容(あいい)れなくなっている。その理由は何なのか。
こういった問題は、ただ経済的な視点だけで解決できない。私たちは、資本主義という理念がいかにして生まれ、何によって拡張させられたかを知るべきだ。