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なぜ、日韓は噛み合わないのか
恨の国・韓国
ハンノクニカンコク
著者名 金 慶珠

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ISBNコード 9784396114060
判型/頁 新書判/176頁
価格 858円(税込)
発売日 2015/04/30

日本は和
韓国は恨(ハン)
気鋭の社会言語学者が読み解く、
日韓関係の罠(わな)!

恨(ハン)の価値観において優先されるのも「現実的な調和」ではなく、ひとつという理想の実現に向けた「正しく、最高で、正確な中心」を見出そうとする姿勢です。それが人間関係であれ、社会の在り様であれ、理想の求心点を見出すための葛藤や争いであるならば、それ自体の価値は認められるのです。
「和の国・日本」から見れば、随分と好戦的で議論好きと見られがちな韓国人の姿ですが、「恨(ハン)の国・韓国」から見れば、是々非々を議論せずに全体をまとめ上げようとする日本人の姿は、まるで羅針盤には目を向けない船乗りの姿にも見えるのです。

■けっして水に流さないのは、なぜなのか?
「韓国は近くて遠い国」。よく言われる言葉だが、なぜそうなのかを深く考える人は少ない。
韓国人の言動は、なぜ誤解されるのか。彼らの行動はなぜ、理解に苦しむのか。
気鋭の社会言語学者で日韓両国の国情に通じる著者は、韓国人の心を支配する「恨(ハン)」こそがすべてを解く鍵だと論じる。恨は、単に何かが失われた時の恨(うら)みではなく、いうなれば「完全なる形」のことで、これが崩壊する時、韓国人の心は混乱に陥るのだ。
極端な家族主義、異常な格差社会も、みな「恨」に縛られるがゆえではないかと、著者は考察を進める。
韓民族の原像に迫る、画期的な文明論!