銀行員時代の経験、
作家での取材から導いた
ビジネスマンの生きる指針──
あなたは何のために働き、
何を目指しますか？

【本書の内容から】
私の人生を決めた言葉／パクリ屋／年功序列 vs. 成果主義／社長の土下座／最悪の支店が表彰店に変わるまで／こんな上司は、ダメだ／続く人間関係、続かない人間関係／派閥闘争／出世を目指すべきか？／左遷された時に……／転職や独立に向く人、向かない人／会社の不正を知ったら……／異性のトラブル／結婚はいつがいいか？／家庭か、仕事か？／お金と投資／管理職の憂鬱（ゆううつ）／役職定年／定年後の生活と人間関係／人生のゴール　etc.

■ビジネスマンの生きる指針として
ビジネスマンの人間関係、出世、左遷、転勤、家庭、トラブル等について考察、掘り下げたのが本書である。
著者は、第一勧銀総会屋事件に広報部次長として携（たずさ）わるなど、大きな困難を乗り越えてきた作家・江上剛。その豊富な体験から、会社および組織で生き抜く術（すべ）を書き下ろした。本書に書かれていることは、すべて実話（ノンフィクション）であり、小説（フィクション）ではない。それらは、ケーススタディーとして参考になるはずだ。また、著者が問う「何のために働くのか」「何に幸福を感じるか」への答えは、内には成果主義、外にはグローバル化など、厳しさを増すビジネス環境のなかで、生きる指針となるだろう。