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善光寺と諏訪大社の謎
信濃が語る古代氏族と天皇
シナノガカタルコダイシゾクトテンノウ
著者名 関 裕二

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ISBNコード 9784396114152
判型/頁 新書判/320頁
価格 924円(税込)
発売日 2015/04/30

建御名方(たけみなたか)神、物部守屋、安曇氏、
応神天皇、天武天皇……
日本古代史の常識を書き換える
秘められた伝承

古代の信濃がわかれば、古代の日本も見えてくる……
──善光寺に、なぜ守屋柱があるのか?
──元善光寺が、なぜ河内にあるのか?
──諏訪の神は、なぜ八幡・住吉と同体と伝わるのか?
──タケミナカタは、なぜ出雲から逃げてきたのか?
──諏訪大社は、なぜ上下社に分かれているのか?
──安曇氏は、なぜ安曇野に来たのか?
──天武天皇は、なぜ信濃に目をつけたのか?

■誰も知らなかった古代史の真相
善光寺と諏訪大社の名を知らない人はないだろう。しかし、この二つの霊場がどういった創建の経緯を歩んだのかを聞かれて、答えられる人は少ない。本当のところ、学者や研究者たちも、よくわかっていないのだ。
信濃の国の古代は、深い謎に包まれている。そこは、中央の政治に強い影響を受け、そのときの文化をいまに残す特殊な地域である。だから、信濃を考えれば、日本の古代も見えてくる。
二つの霊場の歴史に共通するのは、タケミナカタという出雲から逃げてきた神である。本書は、この神の正体を追いながら、知られざる古代の姿にせまっていく。