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天皇はいつから天皇になったか?
テンノウハイツカラテンノウニナッタカ
著者名 平林章仁

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ISBNコード 9784396114237
判型/頁 新書判/312頁
価格 924円(税込)
発売日 2015/06/30

日本史最大の謎に迫る!
鳥の名前がつけられた古代天皇、耳割鹿(みみさけしか)の伝承、
『古事記』にはあり『日本書紀』にはない「日(ひ)の御子(みこ)」、
『万葉集』で「日(ひ)の皇子(みこ)」とされた人物、
石上(いそのかみ)神宮の神宝(しんぽう)が語る古代天皇の本質――。

■古代天皇の本質に迫る
本書は、『古事記』『日本書紀』の記述・内容の差異などから、律令制以前の古代天皇の本質に迫るものである。
古代天皇の名前はどのようにつけられ、何を意味するのか? 『古事記』にのみ「日(ひ)の御子(みこ)」歌が載録(さいろく)されたのはなぜか? 天皇家の太陽神信仰はどのようにして始まったのか? 天皇はなぜ、なかなか仏教を受容できなかったのか?……それらを繙(ひもと)きながら、古代社会の実相と天皇の存在理由をあきらかにする。
すべてを読み終えた時、古代天皇について、ひとつの「像(ぞう)」が結ばれるだろう。日本史最大の謎に迫る!