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国防音痴が、国を滅ぼす
コクボウオンチガクニヲホロボス
著者名 豊田有恒
在庫なし

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ISBNコード 9784396114282
判型/頁 新書判/232頁
価格 880円(税込)
発売日 2015/08/04

日本人は世界一、軍事知識に欠ける民族!
「現在の対日批判は、軍事音痴に付け込まれたものだ」

日本を取り巻く国際環境は、東アジアの火薬庫と化している。
しかし、それに対する日本人の関心は、低いどころか、まったく皆無と言っていい状態にある。
これまで、日本人は、平和という信仰の敬虔(けいけん)な信者だった。いわゆる平和憲法は、まさに平和教の教典だったのだ。しかし、平和憲法があるから、戦後ずっと平和が保たれてきたのだろうか?
平和幻想は、国防、軍事にまつわることを、いっさい忌避し排除することで、成り立っているのだ。

■軍事的なことから目を背(そむ)ければ、平和になるわけではない
日本が徴兵制を布(し)かず、防衛費をGDPの1%以下に抑(おさ)え、武器輸出をせず、核もミサイルも開発せずとも、戦争はなくならない。急激な国際環境の変化から、今やわが国の周辺は敵視する国に囲まれ、友邦のはずの韓国ですら対日憎悪を剥(む)き出しにしているのだ。
集団的自衛権の問題は、片務的な日米関係を双務的なものに変える、正常化の動きに他ならない。片務的な軍事条約などありえないというのは、国際的常識である。
もはや、戦争は遠い国の話ではない。国民すべてが軍事音痴、国防音痴から脱し、正しい知識を身につけることが必要だ。