便秘・下痢、アレルギー、うつ、糖尿病、がん……
その原因は、腸にあった!
腸内細菌学の権威が教える、正しい知識と実践法!!
【本書の目次から】
●2・1・7の法則
●乳酸菌(にゅうさんきん)の本当の役割
●ビフィズス菌の意外な働き
●「生きた菌」でなくてもよい!?
●日本人の腸内フローラが変わった!
●腸管免疫(ちょうかんめんえき)とストレスの関係
●消化が悪いほうが体にいい!?
●肉類・お酒・砂糖の摂(と)り方
●私のヨーグルト摂取法
●乳酸菌サプリメントの活用
●新たに生まれたバイオジェニックス
●最新治療「便移植」
●理想的な便の量とは?
●怖い下痢、怖くない下痢
●2割だけ変えればいい
――ほか
■正しい知識と実践法をわかりやすく
腸のなかには100兆個・1キログラムの腸内細菌が棲(す)みつき、それらが花畑のように敷き詰められた腸内フローラを形成しています。
NHKスペシャルでの放映以来、耳目(じもく)を集めていますが、不確かな情報も少なくありません。たとえば、「生きた菌が腸に届く」「○○菌が効(き)く」は必ずしも正しくありません。乳酸菌の仲間であれば、死んだ菌でも健康に寄与しますし、菌の種類よりも量を重視すべきです。
本書は、腸内細菌と腸内フローラが人体に及ぼすしくみと、どうすれば健康になるかをわかりやすく解説。ヨーグルトの正しい摂(と)り方、腸内フローラを整(ととの)える食事、最新治療「便移植」などを紹介します。